特攻!MISTERY−SPOTS.




臼内切{千人塚}(熊本県)
うすねぎり{せんにんづか}






熊本県の、のどかな温泉地の山奥に江戸末期隠れキリシタンの集落が

あったそうです。キリシタン弾圧が強まる中ここも例外ではありませんでした。

キリシタン狩りです。異教徒・邪教徒として幕府より討伐命令が出されていました。

臼内切の集落は十二家族あり一晩の内に全員殺され家屋は焼き討ちにあいました。

殺した死体は首と胴体を切り離したそうです。

キリシタンは死んでもすぐに蘇生すると当時は信じられていたからです。

小高い丘に十二個の塚がありました千人塚と呼ばれ殺されたキリシタンを

家族単位で埋めた場所です。

それではご覧下さい。












近くまで来ましたが・・道が凄いです。

ナビにも載っていない道を進みます。













こちらで間違いないみたいですが・・・

対向車が来たら離合出来ません・・・。













まだ距離があるのに標識はここまででした。

目的地まで標識は欲しいものです。













柵が・・・通行止めですか・・・・

カギが無いので勝手に開けて入りました。

(牛が放牧してあります。開けたら閉めましょう。)













周りには民家等ありません。

本当にこちらでいいか心配になります。













目的地に到着です・・・

こんな山奥に十二家族いたんですね〜













老若男女打ち首の刑ですか・・・。

無念だったと思います。













真ん中の盛り上がっているのが一つの塚です。

全部で十二塚あります。













盛り上がっているのは全て塚です。

囲いがないので解りにくいですね〜













集落のあった場所みたいです。

この辺りはここにしか平坦な場所がありません。













自由に生きる事の大切さを考えながら

この地を後にします。







今回の感想

前回同様キリシタン伝説を調査しました。

隠れてでも信仰する一途な思い

今の現代ではほとんど無いでしょう。

日が暮れてからは地元の方は

近寄らないそうです。

平成14年に人吉の神父さんがこの地を訪れ

聖水を塚に撒いて戴いています。

ここは聖なる地だそうです。

ばちあたりな事に知らずに塚を踏んでしまいました。

帰り着いて2日間40度近い高熱にうなされ・・祟りか?・

調査する時は足元に注意しなければ・・・

この地に眠る十二家族が永遠に安らげますように・・・・合掌。

これで臼内切の特攻レポートを終わります。



TOPへ戻る   探索記へ戻る