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縁切り地蔵（福岡県）

えんきりじぞう　　　　　

今から約１３００年前　粕屋のお姫様が重留の長者の息子と婚姻することとなりました。

しかし長者の息子が、婚姻当日突然逃走！よほど婚姻が嫌だったのでしょう。

知らずに重留へ向かっていた姫様御一行のもとへ届いた重留の長者からの伝言がなんと

「息子は急死したので婚姻は無かった事に・・・・」

婚姻が嫌で息子が逃げ出したとは体裁が悪くて言えなかったんでしょう。

うその知らせを受けたお姫様は「もう嫁ぐ家が無くなった」と嘆き悲しみ自害してしまいます。

うその知らせを純粋に信じ、絶望して亡くなった、お姫様を地元の方々が哀れに思い

建立されたのが縁切り地蔵のある現在の早良区野芥です。

それではご覧下さい。

福岡県早良区野芥の縁切り地蔵に到着です。

山の中かと思ったら精悍な住宅地の一画にありました。



















縁切り地蔵の由来が書いてあります。

昭和60年に火災で全焼したみたいです。


















ここの階段より登ります

狭いです。


















階段を登り全景を写します。

正面奥が本堂です。


















横を見ると・・・お地蔵様が安置されてますが・・

首がございませぬ。首なし地蔵です。


















本堂ですが・・・おやぁ？・・・お地蔵さまが・・・

何か変です。近くへ行きます。


















自然石のお地蔵様？

どう見てもお地蔵さまには見えません・・・裏ですかね？。


















裏へ回り撮影しました。

やはりお地蔵さまには見えません。


















調べたら最初はお地蔵さまの姿だったんですが・・・

お地蔵さまを削って縁を切りたい人に飲ませると縁が切れるそうです。

と言う事は・・・削られて現在の姿になったんですね～






















本堂内には意味深な絵馬が奉納されていました。

不仲になり縁を切りたい方が奉納されるみたいです。

















意味深な絵馬は近くで販売されているみたいです。

あなたは1000円で絵馬を買って縁を切りたい人いますか？










今回の感想


男女間の縁を切りたい人が沢山参拝されるみたいですが

最近では悪縁と縁を切る・ギャンブルと縁を切る・病と縁を切る等

いろんな方が全国から参拝に来られているみたいです。



長者の息子が何故お姫様との婚姻が嫌だったのかは解りませんが

お姫様の長者の息子と婚姻する気持ちは死に値するくらい本物だったんでしょう。

しかしこの場所に首なし地蔵があるのは何故なんでしょうか？



袖すりあうも多少の縁と言います　人の縁・つながりは大切なものです。

疎遠にならないように生きていきたいですね。





この探索ページで100話完結になりました。

ご覧頂きありがとうございました。





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